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信念を貫くということ――地方NPOから社会を変える挑戦

NPOの社会的使命とは、市場や行政が拾いきれない社会課題を引き受け、当事者の経験を社会の言葉に翻訳し、制度や価値観が変わる一歩手前をつくることだと考えています。支援にとどまらず、「助ける・助けられる」という関係そのものを問い直し、社会にとって不都合でも消してはならない問いを残し続ける存在。それがNPOの役割です。大切なのは続けること。


NPO法人みんなのポラリスは、今年で設立9年を迎えます。

私たちが一貫して取り組んできたテーマは、障害者差別をなくすことです。障害の有無に関わらず、誰もが平等に社会へ参加できる機会を持つべきだ。その理念のもと、活動を続けてきました。


障害を理由に「配慮される側」にとどまっていては、社会の中で対等に勝負することはできません。皆さんご存じのとおり、社会は決して甘くありません。だからこそ、私たちはあえて厳しい問いを掲げてきました。しかし、この考えは簡単には理解されず、時には当事者である障害者からも「理解できない」と距離を置かれることがあり、信念が揺らいだ時期もありました。


先日の「畜大とことこゼミ」では、設立当初から関わってきた千葉絵里菜、石田賢伸、高山昂大の3人に登壇してもらいました。絵里菜とは、彼女が大学生のときから、賢伸と昂大とは、小学生の頃からの付き合いです。


彼らは自らの障害を自分の言葉で語り、質疑応答でも的確に応じていました。それは偶然ではなく、問題意識を持ち、考え続けてきたからこそできたことだと思います。


現在、みんなのポラリスは文部科学省の委託事業に取り組んでいて、この研究は数年以内の事業化を見据えています。いよいよ、社会を実際に変える段階に入りました。その中心を担うのは、こうした若い世代です。


その一つの成果が、3月に開催する国際ワークショップです。

地方の小さなNPOが主催する国際学術会議。

ぜひ、応援してください。見に来てください。

                                    (水口)




 
 
 

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