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執筆者の写真みんなのpolaris

代表理事、5度目の脳梗塞になる ー入院から退院までー

3日間SCU(脳卒中集中治療室)で過ごした後、一般病棟に移って1週間、そして系列のリハビリ病院に転院して回復期リハビリを受けるための入院をしました。合計で83日間の入院生活でした。


入院して2日間は、全く立てない状態でしたが、3日目に立てるようになり、リハビリ病院へ転院する頃には、歩行器につかまってよちよち歩きができるようになりました。

もう立てないのかと思っていましたが、リハビリというのは理にかなっていると改めて実感しました。


今回は、約3ヶ月のまあまあ長い入院でした。看護師やセラピストたちのおかげで、概ね前向きな気持ちでリハビリに取り組める入院生活でしたが、ストレスになったことが2つ。


1つめは入浴。

入院患者の入浴は月曜から金曜。土日は身体を洗うことができません。さらに、入院してから3週間は介助がないと入浴できませんでしたが、この介助浴は月曜と木曜だけ。月曜か木曜が祝日の場合は、当たり前のように入浴なし。1週間風呂に入れないことが何回かありました。そして介助に付くのは女性の看護師。異性による入浴介助というのは、早急に廃止するべきでしょう。これは、民間の医療機関だけでは、簡単に解決できる問題ではないのかもしれません。


入院中に感じたストレスの2つめは、プライバシーの確保。

プライバシーの重要度は個人差が大きいし、世代によっても大きな考え方の差があるように思います。

入院生活を過ごしたのは4人部屋。基本的にはカーテンをぐるりと閉めてパーソナルスペースを確保していましたが、そのことをあまり良く思わない同室の高齢者もいたようです。あとは病室内での携帯電話の使用。うるさかった。都度、看護師には言っていましたが、あまり言うのもクレーマーのようで。

そうした諸々で、他人と24時間同じ部屋で過ごすというのは、かなりのストレスになりました。


これら以外は看護師、セラピストに恵まれたこともあって快適な入院生活でした。

病院の食事のことで文句を言う人がいますが、ホテルに泊まっているわけではないし、食事は提供される医療サービスの中では、それほど重要なものではありません。それに、専門家である管理栄養士が考えた健康食が毎日3回食べられる。文句のあるわけがありません。


そんなこんなで、83日間の入院生活はなんとか終わりました。


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