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西條さんのこと

執筆者の写真: みんなのpolarisみんなのpolaris

脳梗塞の3ヶ月の入院を終えた一昨年の12月、分厚い封書が自宅に届きました。便箋に手書きの手紙が何枚も入っていました。


NPO法人みんなのポラリスは、ALS患者の佐藤仁美さんをずっと支援しています。

40代前半でALSになった仁美さんは多くのメディアに取り上げられ、ドキュメンタリー番組もテレビで全国放送されました。


分厚い封書の主は、その番組を観て心を揺さぶられ、ネットで住所を調べて手紙をくれたとのことでした。


これが西條寧音さんとの出会いです。横浜在住の20歳の女性。

ただ、退院直後の水口は返信を書く気力がなく、西條さんの手紙を半年放置しました。


昨年、みんなのポラリスは文科省JSTの研究事業に参画することになりました。

この研究でポラリスはソーシャルバザール事業を展開していく計画です。

そして、このソーシャルバザール事業の展開に併せて、若い人材の育成をしていくというのも大きな目標です。ネットが普及している現在、全国から若くて優秀な人材を広く探してみようと思いました。そんなときに手紙をくれたのが西條さんです。

半年放置していた西條さんの手紙になんとか気力を振り絞って返信しました。

「LINE教えて」と。

そこからやりとりが始まり、2月のイベントにスタッフとして加わってみない?と誘いました。

「行きます!」。見ず知らずのおじさんの怪しい謎の誘いを即決で受ける西條さん。

卓越した行動力、いきなりワークショップで司会を頼んでも「やりますよ」でこなす度胸の良さ。そして、本当に横浜から真冬の帯広へやって来ました。


奇人変人ぞろいのNPO法人みんなのポラリスに、新しい変人仲間ができました。


豚丼と
豚丼と


ソーシャルバザールのみんな
ソーシャルバザールのみんな

いきなりファシリテーターをやらされる西條さん
いきなりファシリテーターをやらされる西條さん

佐藤仁美さんを訪問
佐藤仁美さんを訪問



 
 
 

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