情報発信ツールの歴史は、新聞、ラジオ、テレビ、そしてインターネットと変遷してきました。
インターネットだけを見ても、この30年間でニフティ掲示板に始まり、2ちゃんねる、mixi、Facebook、Twitter、LINE、Instagram、TikTok、最近話題になったClubhouseなどなど、さまざまなソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)が、手紙や電話に替わるコミュニケーション・ツールとして登場してきました。ニコニコ動画、YouTubeといった動画共有サイトもコミュニケーション・ツールと言えるで
通勤電車でサラリーマンが新聞を読んでいる光景が消滅したことからもわかるように、新聞の購読部数は激減しています。
NHKの最新の調査によると、10代・20代の若年層の50%がテレビを全く視聴しないそうです。
みんなのポラリスの活動の柱の一つに「障害者からの情報発信」があります。
差別や偏見は、相手に対する無知、相手を知らないことの恐怖に起因していることがほとんどだと思います。
障害者側から積極的に情報発信し、理解してもらうことで、障害者に対する偏見や差別は無くなるはずです。それが、ポラリスが情報発信を重視する理由です。
また、ポラリスのさまざまな活動を発信することで、家に引きこもる障害者に私たちの声が届き、もしかしたら彼らが外へ出るきっかけになるかもしれません。
情報発信のメインのツールとして使ったのはFacebook。新聞、テレビへも、事あるごとに取材を依頼してきました。
でも、前述のような世間の流れの中では、こうした手法は間違いではないかと思うようになってきました。こちらが、いくら情報発信しても声が届いていないのでは、なんの意味もありません。
例えば、ポラリスが一番のターゲットとしている、家に引きこもっている障害者たちにFacebook、新聞、テレビで声高にアピールしても、彼らが見ていなければ徒労でしかありません。
そこで、ポラリスでは昨年から、若い世代にアドバイスを受けながら情報発信の方法を見直してきました。
具体的には、SNSの集約拠点としてホームページを開設、Facebook、TwitterとInstagramによる情報発信の強化です。
そして、今春、オンライン基盤強化の助成金が採択されたことにより、念願だったYouTubeチャンネルを開設しました。
みんなのポラリスのYouTubeチャンネルは「ポラリスTV」 です。
会員の皆さんはチャンネル登録で応援お願いします!
会員限定動画「マッチの愛車自慢 ー乗降編ー 」もぜひ見てくださいね!
(水口)
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