JICA北海道から依頼されて「スポーツを通じた障害者の社会参加の促進」というコースで、「障害者の自立生活と地域活動」をテーマとした講義をしてきました。
本事業は、中央アジアの研修員を対象として2020年度に実施される予定でしたが、新型コロナの影響で1年延期されていました。
中央アジア6カ国(キルギス・カザフスタン・ウズベキスタン・タジキスタン・トルクメニスタン・ジョージア)の研修員(各国とも官僚がほとんど)がオンラインで受講、来年2月には来日して帯広で実地研修をする予定です。
中央アジアといえば、水口は帯広畜産大学に勤めていた10年前に、バイオガスプラントの視察でキルギスへ行ったことがあります。その時の写真。
キルギスは牧畜と畑作が基幹産業の国で、広大な小麦畑と遠くには天山山脈という、帯広と似た風景が広がっていました。
3月中旬にJICAから講義の依頼を受け、オンライン講義の録画が4月26日。例によってギリギリまで準備をしなかったので、スライドが出来上がったのは収録当日の朝。
スライドの表紙にはキルギスを訪れた時に撮った写真を使いました。
準備不足のまま、不安を抱えて収録場所の「とかち機構」へ。
指定された部屋に入ると、担当のカメラマンは古くから知り合いの河村さんでした。
昔と同じように河村さんとぱあぱあ話しながら、特に緊張もすることなく、あっという間に収録は終わりました。
今回の講義はロシア語に翻訳され、6月中旬から中央アジアの研修生が受講するとのことでした。6月下旬にはオンラインでディスカッション形式の講義もあるようで、中央アジアの人々と会うのが今から楽しみです。
そして、来年2月に来日が実現すれば、ポラリスとかちでのボッチャ体験もプログラムに組み込まれています。研修員の人たちと夜の帯広の街で交流できたら、なんてことも考えています。
(水口)
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