宮崎健司(理事)
水口は昨年5回目の脳梗塞になりました。
10年間で5回です。リハビリ治療を担当してくれたセラピスト(作業療法士、言語聴覚士、理学療法士)は、延べ人数で恐らく50人を超えているでしょう。
ジェンダー論にはなってしまいますが、セラピストという職種は、男性よりも女性の方が向いているように思われます(水口主観)。
なぜなら、概ね女性セラピストの方が男性セラピストよりも、物腰が柔らかい(水口主観)。そして、コミュニケーション能力に長け、患者の懐に入る度胸があるからです(水口主観)。
脳梗塞になると、特に罹患してからしばらくは体力、気力ともに著しく消耗していて、外からの刺激(視覚的に、あるいは聴覚的に)に極端に弱くなっています。
こういう状態のときに体育会系のノリでリハビリされたり、無愛想に医療職ですという感じでリハビリされると、気も遣うし本当に疲れます。えてして男性セラピストはガサツで、無愛想。リハビリをしてもらうと疲れます(水口主観)。
身体的距離も、リハビリ治療では近くなりますが、どうしたって男性セラピストは女性セラピストに比べて、総じて武骨で清潔感に劣る(水口主観)。
宮崎君には2度の入院生活で、作業療法士としてリハビリを担当してもらいました。物腰柔らかく、声も張り上げない。傾聴のテクニックも優れている。
仲良くなりました。退院後の患者を想う想像力もある。NPO設立時、迷わず声をかけて役員になってもらいました。
今回、大幅に役員は変わりましたが、宮崎君には変わらず理事をお願いしました。
(水口)
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