2015年11月、犬の散歩をしているときに突然「プツ」という音が頭の中でしました。直後、近所のお婆さんに会いました。しかし、もうロレツはまわらず、黙って頭を下げてそのまま逃げるように帰りました。体の麻痺はまだあまりひどくない。とにかく「あー、またなっちゃったが」です。
夕方でしたが、すぐに病院へ。MRIなどの検査をした後、そのまま入院しました。
症状はこれまでと同じように、軽く思われましたが、今回は自分の気が済むまでリハビリをしようと思いました。前のように中途半端で退院して後悔したくない、そう思いました。
脳梗塞になった直後2週間(急性期)の入院後、系列の病院へ移り、回復期リハビリを1ヶ月続けました。
この入院生活は、私にとって転換期になりました。
1ヶ月のリハビリ入院、することといえば1日3時間弱のリハビリと1日3回の食事だけ。症状は軽く、痛みも苦しみもありません。時間は有り余っていました。
スマホで脳梗塞に関する書籍を検索してはAmazonで買って読みました。リハビリをしてくれるセラピストたちとも、ロレツがまわらないのに構わずたくさん話しました。
こうして、本を読むことで脳梗塞の知識を学び、患者会というものが全国にあるということも知りました。リハビリを通して、志あるセラピストたちとも仲良くなりました。
帯広には脳梗塞の患者会がない。退院してすぐ患者会を立ち上げました。
みんなのポラリスのスタートです。
仲良しのセラピストたちと飲み会
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