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代表理事、5度目の脳梗塞になる ー5回の脳梗塞内訳②ー

 1回目の脳梗塞は、ごく軽い症状で、喋りづらさ(構音障害)、右半身麻痺といった後遺症は、リハビリでほとんど改善、医師からは「転院して、さらにリハビリ(回復期リハビリ)を受けられますがどうしますか?」と聞かれましたが、当時の私は仕事優先。これだけ回復すれば充分、これ以上は仕事を休んでいられない、そう考えて、2週間で退院しました。

 このことが、その後の生き方に繋がっていく大きな間違いでした。私は脳梗塞を軽く考えてしまっていたのです。


 退院して帰宅、すぐに現実が襲いかかってきました。

 段差があちこちにある、手すりがない、じろじろ見られる…、外の世界は、病院とは違って自由に動き回るには障壁がたくさんありました。

 体調、メンタルとも落ち込み、仕事は休職、1日中ゴロゴロしながら酒を飲んでタバコを吸うという生活を続けました。

 1年後に2回目の脳梗塞。またもや軽く、自分で病院へ行きました。「脳梗塞になってるよ」。医師は笑いながら言いました。入院することもなく帰宅、引き続き自堕落な生活。すぐに再々発。どうせまた、病院へ行っても笑われて終わりだろうと勝手に思ってしまったし、症状も軽かったので、そのまま放置しました。

 

 こうして、私は先の見えない迷路をさまよい続けました。





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