2月13日(土)に開催するポラリスハイブリッドカフェ#3の打ち合わせをしました。
ゲストスピーカーの島根県在住、祝部(ほうり)英明さん、ポラリス札幌チームが参加してのミーティング。
今回ゲストスピーカーの祝部さんは脳出血で失語症、片麻痺の後遺症が残る当事者で、2018年に出雲市で開催された日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会全国大会で副大会長を務めました。
大会の冒頭で基調報告をする祝部さん
祝部さんとは、水口がこの大会に参加して以来のお付き合い。
Facebookでやりとりを続け、ハイブリッドカフェにも欠かさず参加してくれています。
大会終了後のスタッフ記念撮影に写り込む水口。
祝部さんは2013年に罹患、水口が脳梗塞になったのは2012年。
祝部さんが高次脳機能障害の当事者自助グループ「出雲 縁ingトークの会」を立ち上げたのは2016年、水口がNPO法人の前身「ポラリス若年性脳梗塞患者と家族の会」を立ち上げたのも2016年。祝部さんが1964年生まれで、水口は1965年生まれ。
2017年に帯広で開催されたケアリング・コミュニティ学会全国大会で水口は副大会長、翌年の全国大会の副大会長が祝部さん。
出雲で出会った祝部さんとは縁を感じます。カフェでどんな話が聞けるのか、楽しみです。
ポラリスの札幌チームのメンバーです。
札幌チームは「誰もが同じテーブルで語り合う」というポラリスの基本理念に共感した当事者と医療従事者(主にセラピスト)を中心に、2018年から札幌でポラリスカフェを年3回開催しています。
ポラリスカフェ札幌の様子。
札幌市の人口は190万人、ポラリスが拠点とする帯広市は17万人。
帯広のポラリスカフェでは、いつも人を集めるのに苦労していますが、札幌カフェは初回から30人以上の参加者。さすがに大都市はボリュームが違います。
2018年、2019年と順調に開催してきた札幌カフェですが、2020年2月、札幌市で全国よりも早く新型コロナの感染拡大が始まり、2月下旬には北海道独自の緊急事態宣言。
以後、ポラリス札幌の活動は休止状態になりました。
ポラリスは、昨年から従来の地域カフェとオンラインを融合させた「ハイブリッドカフェ事業」に取り組んでいます。
新型コロナの影響で行き詰まっている札幌チームも、ハイブリッドカフェの運営に加わってみない?という話を昨年からゆるゆると進めてきました。そして今回から、いよいよ札幌チームもスタッフとして一緒にやっていくことになりました。
今までは帯広の少ないスタッフで四苦八苦してきたので、札幌チームが加わってくれるのはは大きな力です。
帯広のポラリスカフェは、いつも相当にアバウト。もちろん、周到に打ち合わせをして当日を迎えるのですが、いざ本番になると段取り無視、楽譜を無視した即興演奏みたいなものです。アドリブ演奏に走るのは水口だけですが。
札幌のポラリスカフェは帯広と対照的。シナリオどおりに進行して、時間どおりにきっちり終わります。
帯広の雰囲気が「混沌」なら札幌の雰囲気は「秩序」、帯広の雰囲気が「支離滅裂」なら札幌は「理路整然」。
どちらにも一長一短があります。
帯広と札幌、2つの個性が今回、ハイブリッドカフェ#3で初めて融合します。司会進行は札幌チームの花田真衣さん。昨年10月のハイブリッドカフェでゲストスピーカーをしてくれたMSWです。
打ち合わせで「司会進行はどういう感じでやればいいんですか?」と不安げに聞いてくる花田さんに「あー、適当にやって」と答える水口。
当日は一体どうなることやら。楽しみです。
ポラリスハイブリッドカフェ#3は2月13日(土)14時から16時まで。途中参加、退室自由です。当日はこのリンクから会場に入れます。
では、13日に会いましょう!
水口
札幌の当事者の方々にも早くお会いしたいですね! 当日楽しみですね!