ポラリスとかちに所属している石田賢伸君、高山昂大君、そして、みんなのポラリスの事務局をしてくれている才川彩さん。3人のオンライン卒業パーティーをしました。
4月から、賢伸は十勝を離れて寮生活をしながら岩見沢で高校生。昂大は中学生に、才川さんは転職で札幌へ。それぞれに新しい生活が始まります。
今から3年前、賢伸のお母さんと当法人副代表の藤井さんが、ある集まりで隣同士の席になり「障害児が普通にスポーツできる場所があればいいのに」という会話を交わしました。
それなら、ポラリスでそういう場を創ろう。
そこから仲間集め、資金集めをして、半年後に道東エリア初となるボッチャのクラブチーム「ポラリスとかち」が誕生しました。
賢伸は初代キャプテン。といっても、当時は中学1年生。ふにゃふにゃしたシャイな子供でした。
ポラリスとかちは、北海道では珍しいパラスポーツのクラブチームということもあり、新聞やテレビなどの取材をよく受けます。その度に、チームの顔として対応するのは賢伸です。
これは「カタギ」の中学生ではなかなか経験できることではありません。
ポラリスとかちでの経験が、今後の賢伸に役立つといいなと思っています。
昂大(コウタ)は、チームのみんなから「コウちゃん」と呼ばれているポラリスとかちのアイドル。
いつもニコニコ笑っている「めんこい」昂大も、あっという間に中学生。これからは学校の勉強も頑張らないとね!
賢伸はこれからも月に1回は練習に参加できるということなので、このコンビはこれからも続くことでしょう。
六花亭が発行している児童詩誌「サイロ」に掲載された昂大の詩です。
ポラリス理事・杉山さん行きつけのカフェの常連さんが才川さん。
杉山さん、水口と同じ帯広畜産大学出身です。
「障害者のことを知りたい」ということで、杉山さんがボッチャの練習に連れてきたのが、才川さんとポラリスの始まり。すぐに事務局に入って、ポラリスの運営の大きな戦力となってくれました。
ミーティングでは、いつも積極的に意見を出して、新しい提案をしてくれます。
今後、ポラリスの基幹事業になりそうなハイブリッドカフェが、ゼロからスタートして軌道に乗ることができたのは才川さんのおかげです。
4月から環境は大きく変わるけど、これからもよろしくね。
卒業式が終わり、北海道にもいよいよ春がやってきます。希望と夢を胸に、新しい春に向かいましょう。
(水口)
Comments